簿記の知識が無くても会計ソフトは使えます
- エクセルなどの表計算ソフトを立ち上げ、数字や日本語を入力できる
(関数などの知識は不要)
この条件さえ満たすことができれば、会計ソフトを使用して経理を行うことはできます。
自分の会社の経理を自分で行うメリットは- 現在、自分の会社の利益・損益がいくらなのかがすぐわかること
- 経理を代行してもらった場合の税理士等に支払う手数料の節約
特に「現在、自分の会社の利益・損益がいくらなのかがすぐわかること」このメリットは大きいです。会計事務所などに依頼すると、会計帳簿等はどうしても1ヶ月遅れぐらいになってしまいます。どれだけタイムロスを少なくしても7月半ばに6月末現在の試算表が届く、というのが短縮の限界だと思われます。
ビジネスは日々刻々と動きます。「2週間前の利益は○○円でした」と言われても役に立ちません。
例えば弊社では毎月平均して50万円ほどの広告費をヤフー広告やアドワーズ等のインターネット広告に支払っています。これだけの広告費をかけることができるのも、- 「現在依頼が●件あり、入金額が○円で、経費が▲円、トータルで利益が■円出ている」
このように常に経営状態を把握できていることは「攻めの経営」を可能にします。
経理の外注にかかる費用の節約効果も大きいです。
経理をすべて外注してしまいますと、結構な費用がかかってしまいますし、会社がある限り経理からは逃れることができません。
経理の代行料を月々2万円とした場合、
1年間で24万円
2年間で48万円
・・・
5年間で120万円
10年間で240万円
とバカにできない金額が経理事務に必要になってきます。
経理を自社で処理できるならば、1年間で24万円のお金が節約できるのです。
このお金を広告宣伝費につぎ込めばどれぐらいの売上が期待できますか?
弊社の場合は100〜150万円の売上が見込めます。
経理という事務作業にお金をつぎ込んでしまうと、それだけの売上を逃しているのと一緒なのです。
よって、弊社としましては、「会社が大きくなり自分でやる時間が無くなった」という状態に会社を成長させるまでは、御自身でされることをお勧めしております。
現在は会計ソフトが発達しており、ソフトの使い方さえ覚えれば、「経理」は知識が無くても「時間とやる気」さえあればできます。
経理作業と税務申告作業を税理士に依頼した場合、最低でも年間40万円ほどの経費が必要になります。
もしあなたが経理作業をパソコンでこなすことができたならば、税理士に依頼するのは「税務申告作業」のみになりますので、支払う費用も15〜20万円ほどに抑えることが可能になります。
税務申告作業も税務署に通い詰めて自分で行う、というならば依頼すれば年間40万円かかる費用がパソコンソフト代ぐらいで済んでしまいます。
お勧めの会計ソフトは?
会計知識が全くない方が使用されるならば弥生会計がお勧めです。会計ド素人でも操作できるように設計されています。
日本で一番普及している会計ソフトでもありますので、どの税理士・会計士に操作方法を聞いても教えてくれるはずです。ほとんどの税理士事務所・会計事務所がこのソフトを導入していますので、税務申告を依頼するときもデータを渡すだけでOKという場合が多いのも利点です。
なお、弥生会計には
と2種類のバージョンがあります。どっちを購入しようか迷うところですが、会社を設立したばかりならば「スタンダード」で十分です。いきなりプロフェッショナルを購入しても、その機能を使いこなすことは会計初心者には無理です。できません。
浮いた3万円は広告宣伝費など「お客を獲得する為の費用」にまわしてください。
- 会計ソフト(弥生会計)のインストロール・初期設定
- 領収書の整理の仕方
- 会計ソフトへの入力の仕方
- 現在どれだけ利益が出ているかの確かめ方
月に2回、2ヶ月間で計4回訪問させていただきまして、実際に御依頼社様の会社で発生した領収書やお金の出入りを、どの様にして会計ソフトに入力していくのかを説明させていただきます。
会社設立を御依頼される事務所を選ぶときの参考になさってください。
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行政書士甲子園法務総合事務所 代表
【藤井 達弘】
起業支援コンサルタントとして皆様の会社設立をバックアップいたします。
詳細プロフィールはこちら
日本実業出版社の「経営者会報」に4ページにわたり、適正な資本金について執筆いたしました。
女性起業家や起業家のたまごなど、頑張る女性を応援するマガジン『Born to win』に掲載されました。